ETFの比較・評価

上場インデックスファンド米国株式(S&P500)【1547】の評価・他ETFとの比較

上場インデックスファンド米国株式(S&P500)【1547】の評価・他ETFとの比較

上場インデックスファンド米国株式(S&P500)は、米国株式市場への分散投資を目的としたETFです。信託報酬0.1728%であるため、バンガード・S&P500ETF(VOO)などと比べると、手数料が割高です。

そこで、本記事では、上場インデックスファンド米国株式(証券コード:1547)の特徴を復習しつつ、S&P500をベンチマークとするETFとの比較・解説を行ないます。

【S&P500型ETF比較】配当・利回りや手数料を徹底比較!ズバリおすすめは?

上場インデックスファンド米国株式(証券コード:1547)とは?

上場インデックスファンド米国株式(S&P500)は、アメリカの株式市場への投資を目的としたETFです。

米国の代表的な株価指数である「S&P500」をベンチマークしており、アップルやマイクロソフトなど米国の500銘柄から構成されています。

コスト:売買手数料・信託報酬

通常、本ETFの取引手数料は、国内株式同様の売買手数料がかかります。また、ETF保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.1728%(税抜)となっています。

上場インデックスファンド米国株式の手数料

項目 手数料 手数料が掛かる
タイミング
売買手数料 国内株式同様の手数料
カブドットコム証券なら無料
ETF売買時
信託報酬 年率0.0945% ETF保有中

この信託報酬は、バンガード・S&P500ETFの0.04%と比べてかなり高く、同じ国内ETF「SPDR S&P500 ETF(1557)」の信託報酬0.945%と比べても割高となっています。

分配金(配当金)・利回り

本ETFの決算は年1回(1月)です。直近3年の分配金は、下表のように推移しています。直近の分配金は、1口あたり31円50銭となっています。

分配金推移(年1回)

基準日 分配金(1口あたり)
2018年1月 31円50銭
2017年1月 65円90銭
2016年1月 41円40銭
2015年1月 32円90銭

これまでの本ETFのパフォーマンスは、以下のようになっています。中国との貿易戦争などによる一次的な下落はあるものの、トランプ大統領の就任以降、比較的堅調に推移している米国株式市場を受け、良好なパフォーマンスとなっています。

期間 利回り
(年率)
年初来 8.82%
1ヵ月 2.81%
3ヵ月 10.49%
6ヵ月 18.62%
1年 16.88%
設定来 256.23%

また、どの期限で区切っても、年率10%超と日本株から比べれば、羨ましい利回りとなっています。

構成銘柄(米国株)の比率は?

次に、本ETFにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ETFは、米国の代表的な株価指数「S&P500」をベンチマークとしており、約500銘柄から構成されています。構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。

上場インデックスファンド米国株式(S&P500)【1547】の構成銘柄比率

銘柄名 比率
アップル 4.21%
マイクロソフト 3.57%
アマゾン 3.34%
バークシャー・ハザウェイ 1.70%
フェイスブック 1.61%
JPモルガン・チェース 1.54%
ジョンソン&ジョンソン 1.51%
アルファベット 1.50%
エクソン・モービル 1.47%

アップルやマイクロソフト、Facebook、アマゾンなど全世界でも有名なハイテク企業が多く組み込まれている点が特徴です。また、バフェット氏率いるバークシャーもランクインしています。

上位10社を見て見ても本ETFを購入・保有することで、有名経営者の企業や米国のグローバル企業に分散投資が行えることがわかります。

S&P500型ETFの比較

下表は、米国株式市場を投資対象とする低コストETFの手数料を比較した表です。表を見るとわかるように、本ETFは、他のS&P500指数をベンチマークとすると米国ETFや国内ETFよりも手数料が割高です。

銘柄名(コード) 経費率 種類
バンガードS&P500ETF(VOO) 0.04% 米国ETF
iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV) 0.04% 米国ETF
SPDR S&P500 ET(SPY) 0.0945% 米国ETF
SPDR S&P500 ET(1557) 0.0945% 国内ETF
上場インデックスファンド米国株式 0.1728% 国内ETF

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。

そのため、米国株への分散投資は、米国ETFであれば「バンガード・S&P500ETF(VOO)」、国内ETFであれば「SPDR S&P500 ETF(1557)」を利用するのが良いでしょう。

まとめ・評価

本ETFのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.1%以下の手数料で米国のグローバル企業に投資を行うことができます。また、カブドットコム証券であれば手数料無料(フリーETF)で取引できる点が魅力です。

上場インデックスファンド米国株式のデータ

  • ベンチマーク:S&P500
  • 売買手数料:国内株式同様の売買手数料
  • 信託報酬(税抜):年率0.1728%
  • 決算:年1回(1月)
  • 償還日:無期限(設定日:2010年10月22日)

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ETFのお得なオススメ購入先は?

最後に、ETFのお得なオススメ購入先を解説していきます。

手数料(投資コスト)は、投資家への確実なマイナスリターンとなるため、手数料の安い証券会社を選んで、投資パフォーマンスの確実なアップを目指しましょう。

米国ETFのオススメ購入先とその理由

バンガードETFなど米国ETFがお得に購入できる証券会社を解説していきます。

バンガードなどの米国ETFは、手数料の安いネット証券で取引を行うのが良いでしょう。ネット証券では、SBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社で米国ETFの取引が行えますが、3社で最も手数料が安いSBI証券がオススメです。

米国ETFを取引する場合、ETFの売買時に係る手数料「売買手数料」、また日本円を米ドルに両替するための「為替手数料」の2種類の手数料(コスト)がかかります。米国ETFは米ドルで売買しなくてはいけないので、売買手数料の他に為替手数料がかかります。

米国ETFの取引にかかる手数料
  • 売買手数料:米国ETFを売買する際にかかる手数料
  • 為替手数料:日本円を米ドルに両替する手数料

以下の表は、米国ETFの取り扱いを行っているネット証券の売買手数料・為替手数料を比較したものです。売買手数料は、SBI証券とマネックス証券が同水準の安さですが、為替手数料はSBI証券の方が安いことがわかります。そのため、取引にかかるトータルコスト(売買手数料+為替手数料)は、SBI証券が最も安くなります。

証券会社 売買手数料 為替手数料
SBI証券 約定額の0.45%
(最低5ドル、最大20ドル)
0.25円
住信SBIネット銀行で0.04円
マネックス証券 0.25円
楽天証券 0.25円

為替手数料が安くなる住信SBIネット銀行は、SBI証券の口座開設時に、カンタンに同時口座開設ができます。サービスも連携していて使いやすくなっています。また、SBI証券のNISA口座であれば、買付手数料が無料になる点も大きなメリットです。

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また、住信SBIネット銀行の同時口座開設の方法などは、以下の記事をご参照ください。

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国内ETFのオススメ購入先とその理由

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カブドットコム証券の評価・解説は、以下の記事をご参考ください。

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